インプラント治療10の診療方針②
毎週行われる30名以上での症例検討会
院長・歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士
神戸松田歯科医院では、毎週金曜日の13時から15時まで診療を休み、症例検討会を実施しています。
診療を止めてまで!? という声を聞く事もありますが、かなり重要な時間になります。
実際、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士総勢30名以上の人件費を考えると、中々の額になります。
しかし、この症例検討会を無くして神戸松田歯科医院は成り立ちません。
患者様の病状や、希望、最高で最適の治療プランを導き出すには、あらゆる分野のスペシャリスト達からの意見が必要になります。
ヒートアップした検討会では、結論まで至らず時間が無くなることもしばしばですが、その時は空き時間や診療後などに引き続き会議を実施します。
過去ヒートアップした検討会で、女医と医師が、涙を流して討論した場面もありました。
それだけ真剣に、患者様を第一に考えて検討しています。
症例検討会で求めるもの
口の中の病状の個人差はもちろんですが、それまでの悩み・モチベーション・術後への期待・生活習慣・全身疾患の有無などは、患者様それぞれ千差万別です。
当院では患者様の治療プランを、治療を行う歯科医師・歯を作る歯科技工士・歯周病のコントロールを行う歯科衛生士といった総勢30名以上でそれぞれの専門的知識・最新の医療・経験から検討します。
それにより、その患者様だけのオーダーメイドな治療プランをつくり、より快適な治療プロセス・治療ゴールをめざし、より長くその状態が続くようサポートいたします。
オペ処置に関する定期講習会
豚骨を使ったインプラント施術の実習会
豚の顎骨を使用したオペ実習形式の講習会を定期的に開催しています。
豚の皮膚組織や歯肉組織、骨組織が人に近く、インプラント施術の実習に向いています。
最新のセミナー受講内容や新設医療機器の使用など、スキル向上をが目的ですが、豚骨実習会を定期的に開催する事で、熟練の歯科医師達も技術再確認に役立っています。
毎回テーマは変わりますが、今回のテーマは「歯周外科の応用によるメンテナンス(清掃性)・機能性・審美性の改善および向上」の講習会になります。
インプラントは埋入して終わりではなく、長期予後を良好にするためには周囲の歯周組織(引き締まった歯茎)を獲得する必要があります。インプラント周囲に引き締まった歯茎があれば清掃性が向上しインプラント周囲炎(歯周病)を予防してくれます。
歯周外科には様々な用途があり、下がった歯肉の被覆、歯肉のボリュームの調整などの審美改善。
中度~重度歯周病に対しては、外科処置を行うことにより確実に病原物質を除去し、かつ術後に清掃しやすい口腔内を構築することが期待できます。
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