メインテナンス(歯間ブラシ、デンタルフロス)
インプラントメンテナンスの知識②
神戸松田歯科医院が推奨するメンテナンスの解説
【歯間ブラシ】
天然歯の場合と同様に、歯間部の清掃は非常に重要であり、歯間ブラシの使用はきわめて有効である。
通法どおり、歯間部の大きさに合わせてサイズを選択するが、上部構造製作の段階で歯間ブラシのサイズに合わせてスペースを同じ大きさにして、1種類のサイズで清掃が可能なように工夫する。
また、アバットメントの表面に傷がつかないように、シャンクがプラスチックコーティングされているものを選択する。
【デンタルフロス】
天然歯との境界の隣接面部にはデンタルフロスも有効である。
しかし、インプラントの周囲上皮部は外力に弱いため、過度にインプラント周囲溝に挿入して付着部の損傷や軟組織の退縮が起こらないように注意が必要である。
【含嗽剤】医療用消毒薬
界面活性作用のある含嗽剤(がんそうざい)は、チタン表面に付着したプラークの除去および再付着防止に有効であり、患者自身による日々のメインテナンスに推奨される。
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどに滴下して併用しても効果的である。抗菌薬を含んだ製品もあることから、アバットメント周囲を清潔に保つのにも有効である。
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