CTの歴史について
CT&その他の知識①
断層撮影3Dレントゲンシステムの歴史
CTの歴史は意外と浅く、イギリスのEMI社が1972年(沖縄返還と同年)に商用第一号を発売しました。
日本にはその3年後、東京女子医科大学病院に一号機が導入されます。
この日本初のCTを輸入したのは東芝メディカルという医療機器メーカーです。
EMIと東芝メディカルといって思い出すのが東芝EMI。
THE ALFEE、宇多田ヒカル、坂本冬美、氷室京介、松任谷由実など大物アーティストが所属する大手レコード会社です。
EMI社とはかつてのイギリスのコロムビア社とグラモフォン社(HMV)が合併して1931年に設立したイギリスの大手レコード会社で、ユニバーサル・ミュージック、ソニー・ミュージックエンタテイメント、ワーナー・ミュージックと並ぶ4大レコード会社のひとつです。
そのEMI社が日本の東芝の音楽部門に資本参加して東芝EMIが誕生しました。
(現在では東芝が同社の主力事業への経営資源投入強化による関連事業見直しの一環として、保有全株をEMI Group Limitedに売却し、音楽ソフト事業から撤退したため、社名をEMIミュージック・ジャパンに変更しています。)
話がだいぶ逸れてしまいましたが、EMI社の電子技術者であるゴッドフリー・ニューボルド・ハウンスフィールド(Godfrey Newbold Hounsfield)がコンピューターを用いたエックス線断層撮影技術を開発しました。
この技術開発には莫大な開発費が掛ったと言われていますが、これが出来たもの当時EMI社に所属していたビートルズが巨額のお金を稼いだからだと言われています。
現在の医療に欠かせないCTはビートルズのおかげなんて、何か意外ですね。
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