インプラントはチタンでできている 前編
CT&その他の知識③
インプラント本体の素材、チタンとは
現在臨床において使用されるインプラントは純チタンないしはチタン合金でできています。
そのチタンという言葉は最近よく耳にしますが。チタンとは一体どういう金属なのでしょうか。
チタン (英: titanium) は、原子番号22の元素。元素記号は Ti。
↓純チタン
チタン族元素(第4族元素のことで,他にジルコニウム・ハフニウム・ラザホージウム)の一つで、金属光沢を持つ遷移元素、別名チタニウムとも呼ばれています。
チタンは地球を構成する地殻の成分として9番目に多い元素で、遷移元素としては鉄に次いで。
普通に見られる造岩鉱物であるルチルやチタン鉄鉱といった鉱物の主成分です。
↓ルチル
自然界の存在は豊富ですが、集積度がさ ほど高くないことや製錬が難しいことから、比較的最近金属として広く用いられる様になったようです。
チタンの性質は化学的、物理的にジルコニウムに近く、酸化物である酸化チタン(IV)は非常に安定な化合物で、白色顔料とし て利用され、また光触媒としての性質も持っています。
【地殻中の構成元素】
【関連ページ】
▽インプラントはチタンで出来ている 後編
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