インプラントの破折(はせつ)について
インプラントの基本知識③
簡易説明
被せ物の無理な形や噛み合わせによって、中の土台やネジがおれてしまったり、被せ物のセラミックがかけてしまうことがあります。
そのため、適正な位置にインプラント本体(フィクスチャー)を骨の中に入れる必要があり、お口全体の咬み合わせも考えて治療する事が重要になります。
専門的視野での解説
フィクスチヤー埋入位置や角度の不手際による無理な補綴物であったり、患者の歯ぎしり等の悪習癖、フィクスチヤーそのものが不良品であったり、補綴物の精度が悪かったりすると、アバットメントスクリュー やフィクスチヤーが破折することがある。
フィクスチヤーが破折した場合は、トレフィンバーで骨ごと除去することになる。
太めもしくは長めのフィクスチャーを再埋入することで対処できればよいが、GBRのような骨造成の併用も必要となることもある。
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