インプラントの破折(はせつ)について
インプラントの基本知識③
簡易説明
被せ物の無理な形や噛み合わせによって、中の土台やネジがおれてしまったり、被せ物のセラミックがかけてしまうことがあります。
そのため、適正な位置にインプラント本体(フィクスチャー)を骨の中に入れる必要があり、お口全体の咬み合わせも考えて治療する事が重要になります。
専門的視野での解説
フィクスチヤー埋入位置や角度の不手際による無理な補綴物であったり、患者の歯ぎしり等の悪習癖、フィクスチヤーそのものが不良品であったり、補綴物の精度が悪かったりすると、アバットメントスクリュー やフィクスチヤーが破折することがある。
フィクスチヤーが破折した場合は、トレフィンバーで骨ごと除去することになる。
太めもしくは長めのフィクスチャーを再埋入することで対処できればよいが、GBRのような骨造成の併用も必要となることもある。
【関連ページ】
▽骨質について
ご質問、ご相談など、
お気軽にお問い合わせください。
「歯科医師 相談」とお伝え頂ければ、
歯科医師が対応いたします。
松田歯科医院 総合受付
078-681-0418