エクスターナル・コネクションとは
インプラント科学の知識②
簡易説明
エクスターナル・コネクションとはインプラントのプラットフォーム部に凸面として形成されたアバットメント回転防止構造による接続のことです。
専門的視野での解説
インプラント体に付与された回転防止機構(その多くは六角形である)がインプラントプラットフォーム(インプラント体の歯冠側端の水平面)上に露出しており、その部分にアバットメントを覆いかぶせるように連結します。
エクスターナル・コネクションは多くのインプラントシステムとの互換性が保たれる反面、構造的に側方力に弱く、アバットメントスクリューを介しての感染経路や死腔の存在が指摘されている。
これに対する連結様式としては「インターナル・コネクション」があげられるが、こちらは上述の回転防止機構がインプラント体内面に存在し、アバットメント基底部を挿し込むようにして嵌合・連結する。
エクスターナル・コネクションにくらべて側方力に対しては有利であり、アバットメントをはじめとする補綴用パーツの接合が容易であるため使用頻度が高まっている。
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▽インターナルコネクションについて
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