オステオトームについて
インプラント外科知識④
簡易説明
オステオトームとは、上顎洞挙上術であるソケットリフト法において、上顎洞粘膜を挙上する際に用いる器具である。
専門的視野での解説
現在、様々なオステオトームが改良されているが、そのほとんどがSummersのオステオトームに改良を加えられたものである。
オステオトームの先端は基本的には凹状の刃になっており、側壁はストレート型とテーパー型があり交互に使用する。
サイズアップに伴って0.5~0.7mmぐらいの範囲で直径を拡大している。
中にはストレートタイプのないものや側壁に安全弁としてステップを設けているものもある。
柄はストレートタイプと屈曲タイプがあるが臼歯部に適用するために屈曲タイプが使用しやすい。
【関連ページ】
▽サイナスリフトとソケットリフトの適応基準
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