松田歯科院内神戸インプラントセンターサージカルステントの作製について

サージカルステントの作製について

インプラントの基本知識⑮

簡易説明

サージカルステントとは、メスで切開しないことが多い術式、フラップレス手術に用いられる器具の名称。

作製には患者様ごとにオーダーメイドで作ります。


▽サージカルステントの目的とは?

▽当院のサージカルステント取り組み

専門的視野での解説

サージカルステントのデザインについては、担当歯科医師と歯科技工士が相談し、必要とする条件をすべて満たした上で決定します。

インプラント手術に用いるサージカルステントは以下の方法で作成します。

1、印象採得して出来上がったスタディモデルを咬合採得の記録を用いて咬合器に装着します。

2、フル・カウンターまで補綴物のワックスアップを行います。

3、スタディモデル上のワックスアップした補綴歯と隣在歯の上に透明なアクリル・レジンを用いてサージカルステントを作製します。
安定性を高めるために、可能であればインプラント埋入部の両側2歯以上をサージカルステントに含めるようにします。
サージカルステントの隣在歯部分は、アンダーカットになる領域を含めないように頬側面及び舌側面の歯冠長の約1/3を覆います。

4、サージカルステントをスタディモデル上に置き、フィクスチャーの中心軸及びインナースレッドの理想的な位置をサージカルステントにマークします。
臼歯部の場合は咬合面中央窩が理想的な位置となります。
前歯部の修復でスクリュー固定による場合は基底結節部位が理想的な位置となり、セメント合着による場合は切端部が理想的な位置になります。

5、φ2,2のツイストドリルを用いて上記4でつけたマーク部分に穴を開けます。
この穴は、インプラント手術を行う担当歯科医師がフィクスチャー埋入部の骨を形成する際にドリル方向を確認するために使います。
フィクスチャー埋入時のアクセス性を高めるためにサージカルステントの舌側面と頬側面のどちらを取り除くか相談して決めます。

このようにしてサージカルステントは作成されますが、インプラント手術前に歯科医師が患者様の口腔内にて試適し、再度インプラントの方向が正しいか診査します。

【関連ページ】
▽サージカルステントの目的について

▽ビスフォスフォネート系薬剤の注意点

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